KYFA第53回九州サッカーリーグ第14節

柳川監督コメント
――――― まず、試合全体の振り返りをお願いします。
直近の試合では難しいゲームを引き分けましたが、残り5試合しかない中で、まずしっかり勝ち点3を取って自力優勝をする可能性を残せたというのは非常に大きな意味を持つことだと思っています。
前半に関しては悲観するような内容じゃなかった思いますし、相手を想定して準備してきたことに対して攻撃ではいいシーンがいくつかありました。
少しミスもありましたけど、練習してきたことに対してのミスだったので、そこは問題じゃないと思っています。
後半に関しては、入りから自陣でのプレーが続いてしまい悪循環に陥ってしまったゲーム展開だったので、そこは改善していかなければいけないと思っています。
あと、もっと点差を広げることができたゲームじゃないかなと思います。
やはり3点目4点目が入れば、より5点6点7点といった勢いが出せたと思いますが、特に後半にそういった勢いが出せないのが課題だと感じています。
もっと相手ゴールに向かう姿勢を出して、その中でまたセカンドボールを拾いながら切り替えて二次攻撃三次攻撃という展開を後半最初の10分でもっと作り出さないといけないと思います。
リードしているから後ろで繋いで綺麗にいこうという考えだと、ミスが起こってカウンターを受けてしまうこともあります。
前回の延岡の試合でもそういった状況で、結局前半の20分くらいは良かったですがそこから失点してしまったので、その部分はもう少しはっきりさせてもいいかなとは思いますし、そこは選手が流れを読んでやって欲しいなとも思います。
――――― ここ何試合か失点が続いていました。今回は深澤選手が入りましたが、今日の守備陣についてはいかがでしたか?
特に前半に関しては、しっかりラインを高く保ちながらコンパクトにする意識を持って、相手のロングボールも跳ね返してセカンドボールを拾うという意識があって非常に良かったなと思います。
後半も悪くはなかったですが、守備というよりは攻守において少し間延びしてしまって相手にボール拾われてという場面もありました。
あと、失い方が悪い場面もあって、バランスと言うか自分達の良さが出せずに守備も後半は押し込まれてしまったと思います。
ですが、結果的に最後は守り切ったので、そこは良かったです。
――――― 自分達の良さはどういった部分か、そしてそれを出すために必要なことはなんでしょうか?
しっかりボランチがボールを受けて、そこからシャドーの選手やウイングバックの選手に対して配球できている状態、シャドーの選手とウイングバックの選手が相手の最終ラインに対してしっかりアクションを起こして、そこにボールを出せている状態がいい時だと思っています。
今、必要なことは90分通してボールを受ける位置にしっかり立つ、そこの判断を間違わず、もっと選択肢を増やすということが単純に大事だと思います。
――――― 次節はホーム最終戦になります。抱負をお願いします。
やはり見に来ていただいたからには少しでも楽しんでもらいたいですし、そのためにはしっかりと勝利をお届けしたいと思っています。
ホームでいつも応援してくださる皆さんに何か影響力を与えられるようなゲームにしたいですね。
勝ち点3と内容にこだわって頑張りたいと思います。
第52回九州サッカーリーグ順位表
当日の様子の一部